小学生になって気になる歯並び
2011年12月15日
東京世田谷区矯正歯科歯並びへの
今回の矯正相談は、元気な男の子です。
小学生になり、永久歯も生えてきたのですが、
全体にがたつきが見られるようになってきてしまい、
ご両親としても、気になってきたことので来院されました。
お口の中を実際に拝見させていただくと、
確かに上下の前歯にがたつきが見られ、
歯みがきがしづらそうでした。
ご両親としては、開始時期がいつごろなのか
と言うことを特にきにされていました。
矯正を始める時期として、全体で見れば、
幼稚園から小学校低学年がベストです。
ほぼ永久歯の状態というのは、実は治療を始めることが
難しい時期なのです。
乳歯が残っている状態であれば、全体を見ながら
リテーナーで調整することが出来ます。
反対に永久歯が全て生えそろい、アゴもしっかりしてきた
時期になると、ワイヤーを使ってしっかりと矯正をすることが出来ます。
ですが、ほぼ永久歯の状態ですと、残っている乳歯が
抜ける時期も迫っているため、ワイヤーを装着することが出来ません。
反対に、リテーナーですと、永久歯に対しては動かす力が弱いため、
矯正としては物足りない物なのです。
なので、矯正治療を始める時期とは、
いつでも、もちろん始められるのですが、
この男の子の場合ですと、
乳歯がもう少し抜けてからのほうがよさそうですね。
お子さんですと、開始時期によって
使う器具の種類も変わってきますので、
気になる方は一度ご相談されると安心できると思います。