矯正治療を始める時期とは
2012年09月29日
今回の矯正相談は、受け口が気になる男の子とです。
他の歯科医院で虫歯治療を行ったときに歯列矯正が必要だといわれ、
また、他の歯科医院ではまだ必要が無いので様子を見ましょうといわれてしまい
どの話を信じればいいのか困ってしまったということで、
今回、世田谷区の当院へいらっしゃいました。
お口の中を拝見すると、確かに受け口になりつつある状態でした。
確かに今すぐに矯正歯科治療を絶対にしなくてはと言う状況ではないのですが、
このままの状態でいくと、今後受け口が悪化する可能性もあります。
小児矯正は、治療を進めていくときに抜歯の必要が無いことが利点になります。
今始めることでのメリット、将来的なデメリットをお話し、その上でご検討いただくことが
重要なのではないでしょうかとご説明しました。
矯正治療もタダではありませんし、時間も掛かります。
納得の行く形で治療が行えるよう、ご説明にも熱が入る症例でした。