矯正のゴムの種類について
みなさんは歯の矯正でゴムを使用することをご存知ですか?
歯の矯正で使用するゴムは2種類あります。
1つ目は、通常の歯の矯正で装着する
ワイヤーの装置に取り付けるとても小さなゴムです。
この小さなゴムは、専用の接着材で歯に付けた
装置とワイヤーをしっかり固定する役割があります。
このゴムは目立ちにくいように透明のものが多いです。
しかし、気をつけなければならないことがあります。
それは、透明のゴムは色素の強い食べ物で
ゴム自体が染まってしまう恐れがあります。
ですから、カレーやコーヒーなどの色素の強い
食べ物・飲み物は控えめにする必要があります。
最近では、はじめから色の着いている
カラーゴムを使って装置をカラフルにし、
歯の矯正をファッションのようにして
楽しんでいる方もいらっしゃいます。
2つ目は顎間ゴムと言って、ワイヤーの装置が
ついている上の歯と下の歯にゴムを引っ掛け、
歯の矯正をスムーズに行なうというものです。
この顎間ゴムは、上下の歯をゴムで固定しているため、
喋りにくいという難点があります。
しかし、顎間ゴムを怠ってしまうと、きちんと歯が移動せず、
結果的にきれいな歯並びにならない可能性が出てきます。
歯科医の指示に従って正しく使用する必要があります。
当院では、そのような歯の矯正装置についても
細かくご説明いたします。
カラーゴムについても興味がある方はぜひお尋ねくださいね。