開口は矯正で治る
開口(オープンバイト)とは、奥歯は
噛み合わせているのに前歯は全く重なっておらず、
常に前歯が開いた状態の噛み合わせのことをいいます。
開口は叢生も伴っている場合が非常に多く、
日本人に多い歯列不正と言われているそうです。
開口は、遺伝や、乳児期に指しゃぶりや
舌を出す癖が原因で発症します。
ですので、自分のお子様で
指しゃぶりや舌を出す癖がある方がいるのなら、
開口になってしまう恐れがあるので
なるべく早くやめさせてあげましょう。
開口のデメリットは多く、
前歯で噛み切れないことで奥歯だけに負担が掛かかるため、
奥歯が虫歯や歯周病にかかりやすくなったり、
口が開いたままなので、
うまく咀嚼が出来ずに食べ物を丸のみをしてしまうため
胃腸障害になってしまったり、
開口により発音障害が生じてしまったりします。
また開口は、常に口が開いたままになることで
口が渇きやすくなってしまいます。
口が渇いた状態になると、
虫歯になりやすくなったり、
歯肉炎や歯周病になりやすくなったりします。
何故なら、口が乾燥して唾液の流動性が悪いと、
口の中の汚れや虫歯菌や歯周病菌が
洗い流されずにそのままになってしまうからです。
その原因を作り出してしまうのが開口なのです。
開口は歯並びを整え、噛み合わせのバランスを整え、
見た目を整える必要があります。
開口対応に歯列不正のケースによっては
外科手術が必要な場合もありますが、
抜歯を行えば歯並びを整える矯正装置を使用して
開口をキレイに治すことが出来ます。
開口の治療に必要な期間は個人で異なります。
当医院では開口の治療を親身対応矯正相談も行っておりますので、
一度、相談にいらして下さい。
もちろん、開口だけでなく叢生でも、出っ歯でも
歯の悩みについてお気軽にご相談ください。